まず地とはこの肉体、肉のこと。例えば骨や筋肉など、固定的な形を持ったもの、これが地元素である。
カルマ(かるま)
カルマとは、良いも悪くもなく、因がその条件を満たした段階で結果を招くということを意味している。
例えば、善因は果報として喜びを受け、悪因は果報として憎しみを受ける。善因でも悪因でもないものは善でも悪でもない果報を受ける。
バルドー(ばるどー)
バルドーとは中間状態のこと。
例えば、夢は今日から明日までの中間状態。サマディはサマディに入る前から出た後までの中間状態。そして死は今生の終わりから来世の始まりまでの中間状態。これをバルドーという。
光音天(こうおんてん)
光天と美天とを総称した天界のこと。
光音天の魂は、空中を飛行し、意識体として生活し、純粋に清らかな素晴らしい喜びのフィーリンングを与えてくれるエネルギーを食べる。この世界においての身分の上下というものは存在しない。
クンダリニー
クンダリニーとは、尾てい骨のところに眠っている内なるエネルギーのこと。
もしこのエネルギーが眠りから覚めたなら、それは背骨に沿って存在するスシュムナーというクンダリニーの道を上昇し、サハスラーラへと到達する。このとき、七つの霊的センターであるチャクラを貫いて上昇する。
死生智(ししょうち)
自己のカルマによってどのような来世が形成されるかを理解する能力。
宿命通(しゅくみょうつう)
自己や他人の前世を知る能力
ナーディー(なーでぃー)
微細な身体を構成しているエネルギーの流れ道のこと。
人間の身体には72000本のナーディーが存在している。
神足通(じんそくつう)
幻影の身体とも、あるいは化身とも呼ばれる。
この身体は、大地に足をつけることも、離すこともでき、行きたい所へ自由に行くことができ、また、形状容姿を心の働きにより自在に変化させることができる。